UIとUXってなに?違いと考え方を初心者向けにやさしく解説
「UI」「UX」って、Webデザインの勉強をしていると、よく目にしますよね。
でも、いざ聞かれると「うーん…」と説明に困ってしまう方も多いと思います。

なんとなくデザイン用語っぽいけれど、
UIとUXの違いがよく分からないまま進んでしまっている…
そんな状態でも、まったく問題ありません!
結論からお伝えすると、
UIとUXは、ユーザーの使いやすさ・体験の話です。
今日は、現役Webデザイナーの私が、
実体験も交えながら、UIとUXを超やさしく整理していきますね^^

難しい言葉に感じますが、考え方はとてもシンプルですよ。安心してくださいね
1. UIとUXって、ひとことで言うと?
まずは、それぞれをシンプルに整理してみましょう。
- UI:見た目・操作のしやすさ
- UX:使ったときの体験・気持ち
UIは、ユーザーが目で見て、手で触る部分。
UXは、サイトやサービスを使ったときに感じる体験全体です。
この2つは、どちらか片方だけを考えればいいものではありません。
UIとUXは、
セットで考えるものなのです。

見た目だけキレイでも、使いにくかったら意味がないですよね
ここで大切なのは、
「デザイン=見た目」ではない、という考え方。
Webデザインは、
使う人のことを考えて設計する仕事なんです。
2. UIとは?(ユーザーインターフェース)
UIとは、「ユーザーインターフェース」の略です。
ちょっと難しそうに聞こえますが、
要するに、ユーザーが操作する画面の見た目や仕組みのこと。
たとえば、こんなものがUIにあたります。
- ボタンの形や大きさ
- 文字の大きさ・色
- メニューの位置
- 画像やアイコンの配置
ユーザーが「見て」「押して」「操作する」部分は、すべてUIです。
UIで特に大切なのは、
分かりやすさ と 押しやすさ。
どれだけおしゃれでも、
どこをクリックすればいいのか分からないサイトはNGです。
文字が小さすぎて読めない、
ボタンが見つからない、
そんなUIは、ユーザーにとってストレスになってしまいます。

「迷わず使えるか?」を常に考えるのがUIですね
UIの話は、
バナー制作やボタン設計、画面レイアウトにも直結します。
「バナーってどう作るの?」と迷っている方は、
こちらの記事も参考になりますよ。

3. UXとは?(ユーザーエクスペリエンス)
次に、UXについてです。
UXとは、「ユーザーエクスペリエンス」の略。
日本語にすると、「ユーザー体験」です。
UIが「見た目や操作」だとすると、
UXは使ったときの流れや気持ちに近いものです。
たとえば、
- 目的の情報にすぐたどり着けた
- 操作がスムーズでストレスがなかった
- なんとなく心地よかった
- また使いたいと思えた
こうした感情すべてが、UXです。
UXは、数値で見えにくい分、
最初はイメージしづらいかもしれません。
でも、実はとても大事なポイントなんです。

UXは「気持ち」に寄り添う考え方ですね
4. UIとUXの違いを、身近な例で考えてみよう
UIとUXは言葉だけだと分かりにくいので、
身近な例で考えてみましょう。
自販機の例
UXは悪くないけれど、
UIがちょっと残念な自販機を想像してみてください。
- 飲み物自体はちゃんと買える
- お金を入れれば、きちんと商品は出てくる
- 壊れているわけではない
この点だけを見ると、
「目的はちゃんと達成できている」状態です。
つまり、UXはそこまで悪くありません。
でも、
- ボタンが小さくて押しづらい
- 文字が小さく、どの商品か分かりにくい
- どこを押せばいいのか一瞬迷う
こうした状態だと、
使えはするけれど、ちょっとストレスを感じますよね。
これが、UIが悪い状態です。
Webサイトの例
デザインがとてもおしゃれで、
写真もきれいなサイト。
でも、
- どこをクリックすればいいか分からない
- 文字が小さくて読みにくい
- 目的のページにたどり着けない
こうした状態だと、
「もういいや」と離脱されてしまいます。
UIは一見良さそうに見えても、
実は、UIもUXも悪い、というケースですね。

UIとUXは、密接に関連していて、どちらかだけ良くてもダメなんです
5. なぜWebデザインでUIとUXが大事なの?
Webデザインの目的は、
「きれいなサイトを作ること」ではありません。
本当の目的は、
サイトを見た人に、何か行動してもらうことです。
たとえば、
- お問い合わせしてもらう
- 商品を購入してもらう
- サービスを知ってもらう
これらはすべて、
UI・UXが大きく関わっています。
どれだけ見た目が良くても、
使いにくいサイトは、すぐに離脱されてしまいます。
副業や実務の現場では、
「かっこいいですね!」よりも、
成果につながるかが重視されます。
ただ、正直なところ、
ほとんどのクライアントは、
UIやUXまで考えられていません。
「なんとなく、かっこいいサイトにしたい」
「おしゃれな感じで」
こんな、ふわっとした要望がとても多いです。
だからこそ、
その奥にある本当の目的をくみ取ってあげるのが、
デザイナーの役割なんです。
6. 初心者がやりがちなUI・UXの失敗
UI・UXは、初心者さんが特につまずきやすいポイントです。
よくある失敗は、こんな感じ。
- おしゃれを優先しすぎて使いにくい
- 文字が小さすぎる
- ボタンがどこにあるか分からない
- 情報を詰め込みすぎる
どれも、最初はみんな通る道です。笑
かっこよくても、
ユーザーが迷ってしまうサイトはNG。
読めない文字、
押せないボタン、
どこに進めばいいか分からない導線。
これらはすべて、
UI・UXの視点が抜けているサインです。

「自分が初めて使う人だったら?」を考えるのが大事ですね
7. UI・UXはセンスじゃなく考え方でよくなる
ここで、ぜひ覚えておいてほしいことがあります。
UI・UXは、
センスではありません。
大切なのは、考え方です。
- 誰に向けたサイトか
- 何をしてほしいか
- 迷わず進めるか
- 読みやすいか
これらを一つずつ確認していくだけで、
UI・UXは確実によくなっていきます。
ここは、
- サイトのトーン&マナー
- ワイヤーフレーム
とも、深くつながっています。


「なんとなく」ではなく、
考えて作ることが大事なんですね。

デザインは、思考の積み重ねなんです
8. UI・UXをよくするために初心者ができること
では、今すぐできることは何でしょうか?
- 他のサイトを観察する
- 使いにくい理由を言葉にする
- ワイヤーフレームで流れを考える
- 「初めて使うつもり」で見る
特におすすめなのが、
「使いにくい」と感じた理由を考えることです。
なぜ迷ったのか?
なぜ分かりにくかったのか?
これを言葉にできるようになると、
一気にデザイナー視点に近づきます。
ワイヤーフレームについては、
こちらの記事も参考になりますよ。

9. 副業・実務ではUI・UXはどう評価される?
副業や実務の現場では、
UI・UXを意識できる人は、かなり評価されます。
理由はシンプルで、
- 修正が少なくなる
- 意図を説明できる
- 信頼されやすい
「なんとなく作ったデザイン」よりも、
「こういう理由でこの配置にしました」と説明できる人。
そういうデザイナーは、
自然と単価も上がっていきます。

UI・UXを考えられる人は、一歩先のデザイナーですね
10. しおん店長の体験談|最初は意識していませんでした
実は、私も新人の頃は、
UIやUXという言葉自体、知りませんでした。
最初に勤めた会社では、
自社Webサイトの更新・改善を担当していました。
そこで、「どうすればPV※が増えるんだろう?」と考えるうちに、
UI・UXを意識せざるを得なくなったんです。
ボタンの位置を変えたり、
情報の順番を整理したり。
ユーザー目線で改善を続けた結果、
自社サイトのPVは、改善前の10倍以上になりました。
正直、私自身が一番驚きました。笑
画面の向こうには、
必ず「人」がいます。
その人のことを想像できるようになってから、
デザインが一気に変わりました。
【まとめ】
- UI=見た目と操作
- UX=体験と気持ち
- どちらもユーザー目線が大事
- センスではなく、考え方で身につく

まずは「使う人の気持ち」を考えるところからで大丈夫ですよ^^

