Webデザインのトレンドをやさしく紹介|初心者は「追わなくていい」理由も解説

Webデザインのトレンドって、追わないとダメなんでしょうか…?
これ、初心者さんからとてもよくいただく質問です。
流行って聞くと、
「ついていけなさそう」
「センスがある人じゃないと無理そう」
と、不安になりますよね。
でも、どうか安心してください!
結論からお伝えすると、
Webデザインのトレンドは、無理に取り入れる必要はありません。
大事なのは、
「追いかけること」ではなく、「知っておくこと」なんです。
今日は、
- Webデザインのトレンドってそもそも何なのか
- 初心者さんはどう向き合えばいいのか
を、現役Webデザイナーの私の体験談を交えつつ、
やさしく整理しますね^^

流行を完璧にマネしなくて大丈夫ですよ。まずは知るだけでOKです
1. そもそもWebデザインの「トレンド」ってなに?
Webデザインのトレンドとは、
その時代によく見かけるデザインの傾向のことです。
たとえば、
- 最近よく見るサイトの雰囲気
- 「今っぽいな」と感じる表現
こういったものが、いわゆるトレンドです。
ファッションの流行と似ていますね。
毎年少しずつ変わっていきますが、
正解・不正解があるものではありません。
「このデザインを使わないとダメ!」
「これができないと仕事にならない!」
というものではないので、安心してください。
特に初心者さんのうちは、
トレンドよりも、デザインの基本を大切にすることのほうが、
ずっと重要です。

トレンドは必須スキルではありません。まずは安心してくださいね
2. なぜトレンドを知っておくといいの?
「じゃあ、知らなくてもいいの?」
と思うかもしれませんが、
知っておくと役立つ場面は、実はけっこうあります。
たとえば、副業や実務では、
クライアントからこんな言葉を言われることがあります。
- 「今っぽいデザインにしてください」
- 「ちょっと古い感じなので、最近の雰囲気にしたいです」
そんなとき、
トレンドをまったく知らないと、
「今っぽいって、どういうこと…?」と困ってしまいますよね。
逆に、
- 「最近は、余白が多めでシンプルなデザインが多いですよ」
- 「大きな文字でメッセージを見せるデザインが増えています」
といった説明ができると、
それだけで信頼感がグッと上がります。
つまり、
トレンドは「使うため」ではなく、「気づくため」の知識なんです。

追いかける必要はありませんが、知っていると安心ですよ
3. 【トレンド①】シンプル・余白重視のデザイン
ここ数年で、特に増えているのが、
シンプルで余白をしっかり取ったデザインです。
- 情報をできるだけたくさん入れる
- 余白はもったいないから詰める
という考え方が主流でした。
ですが、今は考え方が少し変わっています。
- 情報を詰め込みすぎない
- 余白をしっかり取る
- 文字を読みやすくする
こうしたデザインのほうが、
ユーザーにとって見やすく・使いやすいからです。
この流れは、トレンドではありますが、
今後も長く続いていく考え方だと感じています。
バナーやLPでも、この考え方はとても大切です。
「バナーを作ると、なんだかごちゃごちゃする…」
という方は、こちらの記事も参考になりますよ。


余白はサボりではなく、ちゃんとしたデザインの一部ですよ
4. 【トレンド②】大きな文字・強いメッセージ
次に紹介したいトレンドが、
大きな文字でメッセージを伝えるデザインです。
特に、
- ファーストビュー
- バナーのキャッチコピー
などで
一言をドン!と見せるデザインが増えています。
これは、「全部読んでもらう」よりも、
まず一番伝えたいことを感じてもらう
という考え方です。
スマホでパッと見たときに、
- 何のサイトなのか
- 誰向けなのか
がすぐ伝わることが、とても大事なんですね。
このトレンドは、
LP(ランディングページ)や広告バナーと、特に相性がいいです。

全部説明しなくて大丈夫。一言で伝える勇気も大切です
5. 【トレンド③】写真・動画を活かしたデザイン
最近は、
写真や動画をメインに使ったデザインも増えています。
- 背景いっぱいに写真を使う
- 雰囲気が伝わるビジュアルを見せる
- 文字は最小限にする
といった表現ですね。
どちらかというと、
雑誌やグラフィックデザインに近い感覚です。
私はWebデザイナー兼グラフィックデザイナーですが、
ここ数年で、
「Webとグラフィックの距離が近づいてきているな」と感じています。
ただし、ここで注意してほしいのが、
写真を使えばおしゃれになる、というわけではないこと。
写真の雰囲気と、
サイト全体のトーン&マナーが合っていないと、
逆にちぐはぐな印象になります。
トーンの考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。


写真は雰囲気づくりの主役。使うなら意味を考えたいですね
6. 【トレンド④】やさしい配色・ニュアンスカラー
次に紹介するのは、
やさしい配色・ニュアンスカラーのトレンドです。
- 原色の赤や青
- コントラストが強い配色
が使われていることも多くありました。
ですが、
- 淡い色合い
- 少しくすんだ色
- 目にやさしい配色
が好まれる傾向にあります。
これは、
スマホを見る時間が長くなり、
目の疲れに配慮したデザインが求められているからです。
ただし、ここでも大切なのは、
「流行っているからこの色を使う」ではなく、
目的やターゲットに合っているかを考えること。
色は、それぞれ人に与える印象があります。
色選びに迷う方は、こちらの記事も参考になりますよ。


色は感覚ではなく、理由を持って選べると安心ですね
7. 【トレンド⑤】UI・UXを意識した設計
最近のWebデザインで、
特に重視されているのが、
UI・UXを意識した設計です。
- ボタンが押しやすいか
- 文字は読みやすいか
- 迷わず目的のページに進めるか
といった点が、とても大切になっています。
見た目がどれだけおしゃれでも、
使いにくいサイトは、すぐ離脱されてしまいます。
特に今は、
スマホでサイトを見る人のほうが多いケースも増えています。
そのため、
- スマホでの見やすさ
- タップしやすさ
- スクロールのしやすさ
といった視点が欠かせません。
UI・UXについては、こちらの記事で基礎から解説しています。

また、画面サイズへの対応については、こちらもあわせてどうぞ。


見た目より「使いやすさ」を考えられると、一気にプロっぽくなります
8. 初心者がトレンドでやりがちな勘違い
ここで、初心者さんがよくやってしまいがちな、
トレンドに関する勘違いについてもお話ししますね。
- 全部のトレンドを取り入れようとする
- 理由もなく流行デザインを真似する
- クライアントや目的を無視してしまう
トレンドは、
全部使わなければいけないものではありません。
あくまで、
デザインのスパイスのようなもの。
まずは、
- 誰に向けたデザインなのか
- 何をしてほしいのか
をしっかり考えることが最優先です。
そのうえで、
「ここに少し今っぽさを足そうかな」
くらいの感覚で十分です。

トレンドに振り回されなくて大丈夫ですよ
9. 副業ではトレンドをどう扱えばいい?
副業や実務の場面で、
トレンドはどう扱えばいいのか、不安になりますよね。
結論から言うと、
基本ができていることが最優先です。
- 情報が整理されている
- 読みやすい
- 目的が伝わる
こうした変わらないデザインの基本が何より大切です。
トレンドは、
「こういう表現が今は多いですよ」
と提案するための材料のひとつ。
無理に使わなくても、
知っているだけで十分な強みになります。
クライアントから、
「今っぽくしてください」と言われたときに、
理由を持って説明できると安心ですね^^

流行より、まずは土台を大切にしましょう
10. しおん店長の体験談|トレンドを取り入れてサイトを改善
ここで、私自身の体験談を少しお話ししますね。
最初に勤めた会社で、
私は自社Webサイトの更新・改善を担当していました。
正直に言うと、
当時のサイトはかなりひどい状態でした。笑
- 情報を詰め込みすぎて、どこが大事かわからない
- 原色の赤を使いすぎて、目が痛い
- 余白がなく、全体的に窮屈
- 文字が小さくて読みづらい
- スマホ対応もされていない
そこで私は、
目的とターゲットを整理しながら、
少しずつサイトを改善していきました。
ベースにしたのは、
変わらないデザインの基本です。
そのうえで、
- 余白を多めに取る
- 文字を大きくする
- 淡い色合いを使う
といった、当時のトレンドも少し取り入れました。
すると、
「ダサい」と言われていたサイトが、
「今っぽくて見やすい」と言われるようになり、
売上も実際にアップしました。
この経験から、
流行よりも、まずは土台という考えが、
私の中でしっかり定着しました^^
11. トレンドの上手な取り入れ方(初心者向け)
初心者さんにおすすめの、
トレンドとの付き合い方はこちらです。
- まずは見るだけでOK
- 参考サイトを眺める
- 「なぜ今っぽく見えるか」を言葉にする
私自身も、
日々いろいろなWebサイトを見るようにしています。
ただ眺めるのではなく、
「なぜこのデザインは今っぽいのか?」
を考えることが大切です。
構成を考える力については、
こちらの記事も参考になりますよ。

バナーを見る目を養うなら、こちらもおすすめです。


見る力がつくと、自然と作る力も伸びていきます
【まとめ】
今回は、
Webデザインのトレンドについて、やさしく整理しました。
- トレンドは「知識」として知っていればOK
- 無理に取り入れる必要はない
- 基本+少しの今っぽさで十分
- まずは変わらない土台を大切に
トレンドは、
使わなくてもいい知識です。
でも、
知っているだけで視野が広がり、
デザインを見るのが楽しくなります^^

まずは「流行ってるんだな」くらいの感覚で大丈夫ですよ

